インディーゲームイベントに出展してきたので知見を共有します

2017年5月14日に開催されたインディーゲームイベント『TOKYO INDIE FEST 2017』に自作ゲームを展示してきたので知見を共有します。

TOKYO INDIE FESTとは、インディーゲームを中心としたゲームの展示イベントで、主にゲームの試遊ができるイベント。出展者は主に宣伝が目的。前日にビジネスデイがあり、業界関係者やメディアの人達が来たりする。

類似イベントとして「BitSummit」や「デジゲー博」、また東京ゲームショー内にあるインディーブースなども立ち位置としては同様。TOKYO INDIE FESTの特色としては、主催者が海外の人達である点と、 出展料が無料だった点。

あ、このゲームを展示してきました。


あ、itch.ioにて大好評発売中です。


参加して良かったこと

締め切りが生まれた

このゲームは途中まで作ったあたりでダレて放置してしまっていたのだけど、イベントに参加するということが決まったときに「それまでに完成&リリースしよう」と決意できた。このような強制力のある締め切りがある、というのは苦しくも大変ありがたい。

メディアの人がゲームを記事にしてくれた

AUTOMATONの記者の方がプレイしてくれて、すぐにこの記事を書いてくれた。

月をブン回して敵艦隊を倒す豪快な惑星STG『EARTH DEFENSE SATELLITE』が発売開始。独特な引力操作が難しくもクセになる
http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20170513-46513/

多大なる承認を得られた

Twitterで互いにフォローしているが一度も会ったことがない人、会ったことがあるがきっかけでもないとわざわざ会わないような人、自分のファンの人(!)など、色々な人がブースに訪れて話しかけてくれた。また、自分が作ったゲームを他の人が遊んで、それで楽しんだりイラついたりしてくれている。その様を眺めるのも非常に嬉しかった。

以前Twitterで「同人誌はネットで売ればいいじゃん」みたいな事を言ったことがあったが、宣言撤回。直接話したり直接触ってもらう嬉しさは何にも代えがたいものがあるということを実感できた。TwitterでふぁぼやRTを集めることで承認欲求を満たしてきた自分だが、得られる喜びの差を例えるならば和幸とスーパービッグカツくらいの差があった。

ゲームを遊んでいる人を観察することができた

嬉しいだけではなく、様々な発見があった。ネットで公開した場合はプレイ動画を上げてくれる人がいてそれも非常に参考になったが、直接プレイしている様を見るのはやはり得られる情報の量が段違いだ。指の動き、表情、声、回りで見ている人の反応など、色々発見があった。

特に面白かったのが、プレイしながら無意識に体を揺らしてしまう人が結構多くいたことだ。自分自身『海腹川背』をプレイしたときに無意識に揺れてしまっていたが、それと同じ事が自分のゲームでも発生していたのだ。これは、思い通りに動かさせていない証拠と同時に、ゲームに集中している証しでもあると推測している。

参加に際して支払ったコスト

今回、出展料が無料だったのもあり、参加に際してのデメリットはあまり多くなかった。「出展準備の手間」と「ブース設営のための出費」あと「心地の良い疲労感」だけだ。ただ、この「出展準備」とやらが自分にとっては大きな負担になった。

出展準備の負担

PC用のゲームなので、展示にはPCが必要。手持ちのPCはMacbookAir11インチ。画面が小さすぎる。デスクトップ用モニタはあるが、Macbookとどう繋ぐのか、大きなディスプレイを持ち運ぶにはどうしたらいいか、ブースのサイズ的には試遊台を2ライン用意できそう。でもPCは1台しかない。なんとか画面を分配して遊ばせられないか? 音はどうする? スピーカー? それともヘッドフォン? ブースのデザインはどうする? 試遊は完成版でいい? それともイベント専用バージョンが必要? …などなど

どのような形で遊ばせるかと考えるだけでも多数の決定事項が大量に出てくる。さらにブースの飾り付けをどうするか考えるだけでも相当に頭を悩ませたし、かなりの時間がかかった。

もちろん、このようなイベントに出展するのが初めてだったせいもあるだろうし、大変だったといっても非常に貴重な経験だったので、やって良かったとは強く感じている。

ブース設営に関するメモ

自分のブースは、今回こんな感じになった。

飾り付け

上下に分かれたポスター的なもの。実際は以下のような複数のパーツで構成されている。
  • タイトルロゴ(A3の白黒印刷を切り貼り) 
  • 地球(A3のカラー印刷×2)
  • 黒色の紙(4枚)
  • 黄色い紙(3枚)
売れるようなゲームではなかったので、ブースにお金を掛けられない。でもなるべく雰囲気があり目立つブースにしたい。印刷はA3を超えると一気に値段が跳ね上がる。ではどうしたらいいか、ということを考え、このようなブースデザインに決めた。美麗で複雑なポスターを飾っているブースが多い中、シンプルでコントラストの強い設営はかなり目立っていたと思う。

黒い部分と黄色い部分は色付の紙を買ってきて、ただ切っただけ。約100cm×80cmの紙を切り貼りして組み合わせた以外は一切手を加えていない。世界堂で購入。地球とタイトルロゴはキンコーズに持ち込んで印刷。A3サイズを超えなければかなり安いのでその範囲で作れるロゴと地球を印刷した。

色紙は1枚144円、印刷代は数十円。留めるためのテープも含めて、ブースの飾り付けは1500円程度でできたことになる。

配布物

名刺を設置しておいたのと、あとロゴステッカーを配布した。

64枚作成して、制作費は1600円程度。手作りで製作したので結構失敗した。本来なら96枚は作れていたはずだった。

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使用したのはこのラベル台紙。印刷するだけでステッカーが作れる優れモノ。専用の印刷データ作成ソフト(無料)を使って画像を配置するだけで簡単にステッカーが作れる。形が決まっており、四角形・円形・楕円くらいしかないが、安く作れる利点は結構デカい。(業者に頼むと100枚で4000円以上はかかるみたいだった)これもキンコーズで印刷した。デキは結構よい感じ。コストを考えたらかなり良いと思った。

ただ、全部繋がっている状態で、それを切り分けるのが難しかった。長い定規とカッターで切ってもいいが、数が多いので手間があり、またミスる可能性も怖かった。結局、以下の裁断機を買って切り分けた。

その他気付いたこと

メディアの人がブースに全然来なかった

上に書いたAUTOMATONの記者がプレイして名乗ってくれた以外で、まともに自分のブースを見てくれた人はゼロに等しかった。(もぐらゲームスの人も来てくれたが、身内に近いので除外)

自分のブースがかなり奥の目立たないところにあったのもあるし、自分のブースに訴求力がなかった可能性もあるが、そもそもとしてメディアの記者の人は「会場全体をしっかり見回る」ということをしないのだ、ということがよく分かった。そりゃあ、あくまで仕事であるし、しかも休日出勤だから、最低限情報を拾ったらもう切り上げたくなるだろう。とはいえ、とはいえ…!

手伝ってくれる人は絶対に居た方がいい

今回、お願いできる人が見つかったので、自分を含めて2人でブースを回すことができた。これは本当にありがたかった。ひとりだとブースを離れられない。完璧なチュートリアルがあるわけではないので説明要員は必要だったし、機材の盗難の可能性を考えるとそうそう離れるわけにはいかない。

2人いればブースに立つ労力を分散させることができるし、食事やトイレ、飲み物の買い出しなどを頼めるほか、せっかくのお祭りを楽しむ時間も作れる。

何よりも「ひとりではない」という安心感が絶大だった。不安を相談できる相手がいる。出展の達成感を分かち会える相手がいる。そういう精神面での支えとなったのがものすごく大きかった。

もし出展する人がいたら自分が喜んで手伝いますんでお声かけくださいな。

まとめ

  • 出展、超大変
  • 出展、でも超楽しかった
  • 人と直接ふれあうの、超大切
  • AUTOMATON、最高
  • 手伝ってくれた人、超感謝
  • ゲーム、買って

任天堂が明かしていないSwitchの「第四形態」

タイトルは釣りです。

あ、いや書いている途中は大まじめに書いてたんです。「スイッチは本格的な「タブレット端末」としても使えるようになるのでは」という予測記事だったんです。が、この記事を書いている途中に、

「Nintendo Switch」はブラウザを搭載しないことが明らかに、NetflixやHuluなど動画ストリーミングサービスもなし
http://gigazine.net/news/20170209-nintendo-switch-browser-no-support/

こんな発表がされてしまいまして、的中の可能性が限りなくゼロに近くなってしまったので。でもせっかく書いてしまったし、妄想記事としての価値はあると思ったので、そのままの状態で公開します。それではどうぞ。

Nintendo Switchの『ARMS』はボクシングと野球を組み合わせたまったく新しい格闘ゲームだ

ニンテンドースイッチ体験会行ってきました。1日目は何も遊べず悔しい思いをしたので、2日目は早朝から並んで、無事試遊できました。

試遊したのはスプラトゥーンでもゼルダでもなく、『ARMS』。ニンテンドースイッチを活用したゲームの2本柱「誰もが一緒に遊べるゲーム」「やりこみ度の高いゲーム」のうち後者を担うタイトルだ。



腕が伸びるキャラクターを操作して離れた所からパンチを撃ち合うボクシングのような対戦ゲーム。最初に見たときの印象は、「新しいし面白そうだけど、シンプルすぎて浅そう」で、ピンと来なかった。他の人も同じような感想だったのだろう。任天堂タイトルの中では最も人が少ないブースだった。
「腕が伸びる」というのは確かにちょっと地味かも
でも、動画見て、試遊して、また動画を見まくって、その後銭湯でゆっくり浸かってたところ、突然ひらめいて「すげえ! めっちゃ奥深い! 駆け引きアツそう! 早く対戦してみたい!」と思えるようになったのだ。銭湯すごい。

【マリオラン】カンスト者が教えるキノピオラリーで勝つためのTips13個

マリオラン、みなさんは1200円払いましたか? キノピオラリーやってますか? このゲームはワールドツアーも色コイン集めもチュートリアルでしかなく、本当の面白さはキノピオラリーにある! と強く主張したいニカイドウレンジです。

配信初日からキノピオラリーを猿のように遊び続けて、先日キノピオ9999人を達成しました。そしてカンスト後もずっとプレイし続けています。

キノピオラリーは奥が深い。奥が深いがゆえに、軽く触っただけでは勝ち方が分からない。そういう人のために深い攻略をちょっと提供しようかなと思い筆を取った次第であります。

『スーパーマリオラン』の「深さ」の話をしたい

どうも。本日キノピオラリーでキノピオ6000人くらい集めて最後のケーキを買ったニカイドウレンジです。

『スーパーマリオラン』、ちょくちょく気になる点はあるものの根幹のシステムは本当によくできていて、スプラトゥーン以来の衝撃だったので、マリオランをプレイしたい欲を抑えつつ書いてみました。お金の話じゃなくって、中身の話です。

2016年に買って本当に良かったモノ0選

2013年に買って本当に良かったアイテム9選
http://nikaidorenji.blogspot.jp/2013/12/20139.html

2014年に買って本当に良かったモノ10選+1
http://nikaidorenji.blogspot.jp/2014/12/2014101.html

2015年に買って本当に良かったモノ8選 
http://nikaidorenji.blogspot.jp/2015/12/20158.html

タイトルは誤植ではなく、本当に「買って良かったと思えるモノがゼロ個だった」という意味で間違いない。今年2016年は、特に買って良かったと思えるモノがなかった。

なぜ0個なのか。

そもそも欲しいモノが特にないからだ。

第3回ニコニコ自作ゲームフェス勉強会へ参加してきた

「参加した人はもれなくブログを書け」と言われたので書きます。

「ニコニコ自作ゲームフェス」とは、ニコニコ動画主催のゲームコンテスト。「ニコニコ自作ゲームフェス勉強会」は、自作ゲームフェスに合わせて開催される勉強会だ。

第1回は2014年、第2回は2015年に開かれた。第1回はゲストとして『俺屍』の桝田省治氏が、第2回は『不思議のダンジョン』の中村光一氏が登壇。どちらも参加したが非常に濃い話が聞け、とても満足感があった。(なお桝田氏の講演については過去に記事を書いた

2016年11月6日に開催された第3回は、幽霊をカメラで撮影する『零』シリーズの柴田誠氏が登壇。参加者からの質問への回答を中心に和風ホラーゲームについて色々な話を聞けた。

ぼくのかんがえたさいきょうのニンテンドーNX

NX発表直前30分前。書き途中でずっと放置していたけど、発表されてしまったらまったく価値がなくなるので途中の粗い状態のまま、かつ明らかに間違っているであろう予測記事をここに投下する。技術的な可不可や矛盾などはスルーの方向でよろしくです。

ポケモンGOのゲームデザインと少し先の未来の話

ポケモンGOは、何故ここまで大流行したのだろうか。

ポケモンという強力なIPのおかげ? 位置情報ゲームと拡張現実を織り交ぜたバーチャル感が良かった? ルアーモジュールなどの新しい課金形態で店舗側まで巻き込んだから? コミュニケーションの楽しさが多数含まれているから? 様々な切り口からの意見が飛び交っている。

一方で、ポケモンGOの「ゲームとしての評価」については、バグが多いだとか、ゲームバランスが悪いだとか、中間目標がないだとか、ポケモン愛が足りないだとか、とにかく否定的な意見が多い。確かにとても粗いゲームであることは間違いない。しかし、それを覆すほどにポケモンGOは遊びとして楽しい。そうでなければここまでの大ヒットになるはずがない。

じゃあ、ポケモンGOのどこがそんなに楽しいのか? ゲームの中身の、根幹となる楽しさの話をしたい。

アンチャーテッド4のフォトモードで撮った写真まとめ

『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』クリア。終盤の展開が期待と違ったのと、全体的におとなしめだったのが少し残念ではありますが、やはりさすがはノーティドッグ。あらゆる面でスバラシイ。

その中でも特にスバラシイのがグラフィック面。キャラの細かな表情、素材まで一目で分かるほど高精度なテクスチャ。操作性と滑らかさを両立し、かつものすごく多彩で自然なキャラのアクション。

そして、それを思う存分堪能できる 「フォトモード」 。本記事ではわたしニカイドウレンジ氏がゲーム進行そっちのけで撮影しまくった写真を大量に掲載。未圧縮の高解像度のやつで、Twitterに貼ってないものもいくつか含みます。

それでは、ご堪能くだされ。