『しかめっ面にさせるゲームは成功する』を読んで思ったこと

献本頂いたゲームデザイン本『しかめっ面にさせるゲームは成功する』を読んだ。
しかめっ面にさせるゲームは成功する 悔しさをモチベーションに変えるゲームデザイン
イェスパー・ユール
ボーンデジタル
売り上げランキング: 16,015
 「プレイヤーは『失敗は嫌』だと思うくせに、ほぼ必ず失敗が待ち構えているゲームを進んで遊ぼうとする。なぜなのか」という疑問を最初に提示して始まる本書。

「人は小説や映画などの芸術作品で登場人物が苦しんだり悲しんだりすることを見るのが当たり前になっているが、それはなぜなのか。また、ゲームで体験する失敗はそれとは別なのか」「そもそもゲームのゴールはどこにあるのか。プレイヤーはゴールに辿り着くために何をするのか」「プレイヤーがわざと失敗する状況がある事例」「プレイヤーの感情とキャラクターの感情が一致しない事例」
…といった感じで「ゲーム」と「失敗」に関する話が詰まってます。